読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

KIRK ジンバル雲台 G1

今回はカーク KIRK G1 を詳しくリサーチしたいと思います。G1はKIRK Enterprise Solutions(KES)社のジンバル雲台です。他社のあらゆるジンバル雲台を研究して作られており、全部入りといった感じのジンバル雲台に仕上がっています。

 

f:id:arcaswiss:20160719134654j:plain

 

では細部を見ていく前に、まずは豪華な付属品をチェックします。

f:id:arcaswiss:20160719134848j:plain

 

OP/TECHのネオプレン製カバーポーチが付いています。ウィンバリーもレンズコート社製でありますが、あちらは別売です。さらに5/32インチと3/16インチのT型ハンドル六角レンチが付属します。何とこちらはボンダス製!嬉しいですね。付属品までこだわりを見せるのはKIRKならではです。

 

もちろん本体の随所にもこだわりを感じます。

 

通常ジンバル雲台はトップマウントとサイドマウントの2種類あります。機材への負担や安定感を重視すればトップマウントですし、バランス調整のしやすさや、重量で選ぶならサイドマウントとなり、悩ましいところでした。実際、そうした声に応えるようにウィンバリーヘッドでは、サイドマウントキットがあります。しかしKIRK G1では最初からどちらにも対応可能な構造となっています。

f:id:arcaswiss:20160719134951j:plain

ただどうせなら新しいレンチ付きのクランプであればもっと良かったと思います。ともあれ細部を見ていきましょう。まずはベース部分です。

f:id:arcaswiss:20160719135141j:plain

写真手前のシルバーの突起は滑落防止用のピンです。この角度からは見えませんがサイドにピンを下げるためのピンが付いています。上部に付いている黒いボタン(青いボタンのモデルもあります)はパンロックボタンです。

f:id:arcaswiss:20160719135242j:plain

上の写真のもっとも下のベース部分を見れば、90度毎に丸い穴が空いています。この穴の位置に合わせてパンロックボタンを押せば、三脚に強固に固定したり簡単に緩めたりできるのです。

奥の大きなノブがパンノブです。パン方向の固定・操作ができます。ノブが非常に大きく握りやすいので操作がしやすいです。手前の小さなノブがフリクションコントロール用のノブです。ジンバル雲台の軽過ぎる動作が苦手という方でもこれなら満足できるでしょう。ちなみにこのパンベースは、Really Right StuffのBH-55やアルカスイスZ1のベース径とほとんど一緒です。ですので

f:id:arcaswiss:20160719135341j:plain

Really Right StuffのTH-DVTL-55: Round Dovetail Plateが装着可能です。

f:id:arcaswiss:20160719135409j:plain

ダブテールプレートを付ける事により、簡単にReally Right Stuffのレベラーにアクセスできます。次にアーム部分です。

f:id:arcaswiss:20160719135443j:plain

大胆な肉抜きです。見た目の大きさからは想像できないほど軽いと感じたのはこういった軽量化のおかげだったのです。大きなノブがティルトノブです。パン方向の固定・操作ができます。こちらもノブが非常に大きく握りやすいので操作がしやすいです。同じく小さなノブがフリクションコントロール用のノブです。個人的にはこの『G1』のロゴの辺り全体のデザインをもう少し洗練してほしいと思いました。製品の全体的なデザインもReally Right Stuffなどに比べると無骨で好みが分かれるところでしょう。次にクランプ部に移ります。

f:id:arcaswiss:20160719135532j:plain

上部。アームの高さを調整するノブは大きく、締め込みやすいです。欲を言うなら、アーム位置を記憶できるようにメモリの刻印か、もしくはインデックスストップバーが付いていてほしかったです。クランプのノブはKIRKらしく、ピッチが広めで少ない回転で強固に固定できます。

f:id:arcaswiss:20160719135653j:plain

裏側は大きな溝加工がされていますので、中央1点止めでもズレが発生しません。また前後にクランプの位置を調整することも可能です。これによって様々なレンズに対応可能となります。またこちらも随所に肉抜きがされています。最後にカメラを装着します。

f:id:arcaswiss:20160719135723j:plain

レンズの口径の中心が機材のちょうど真ん中にくるように、アームの位置を変更できます。これはウィンバリーヘッドやカスタムブラケットにはできない機能で、これまでReally Right Stuffしか選択肢がありませんでした。

f:id:arcaswiss:20160719135759j:plain

f:id:arcaswiss:20160719135812j:plain

販売はスタジオJinで価格は税込94500円。

 

以下、動画です。 

 

 

m.youtube.com

 

ARCA-SWISS の記事一覧

GITZO の記事一覧

KIRK の記事一覧 

Manfrotto の記事一覧

Really Right Stuff の記事一覧