Manfrotto 400

今回はManfrotto 400ギア雲台を詳しくリサーチしたいと思います。400はマンフロット社の400番台のギア雲台の中でもっとも大型モデルです。3軸方向に微動が可能で、ミリ単位の構図合わせができます。型番は400番代ですが下位モデルの405、410とは構造がまったく異なります。

 

 

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重量は2.6kg。およそ持ち出して使える重さではありません。また水平方向のティルトは±7.5度しか傾かないため、非常に使用方法が限定的です。

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大きなハンドルは非常に扱いやすく、繊細な微動を難なく実現してくれます。ギア駆動に要する回転数は、90度倒すのに18回転、360度パンするのに42回転。410や405のようにギシギシした感じもしません。シリーズ中では、一番しっかり造られていると感じました。ただ軽量化を目的としたためか、樹脂製で脆く、たまにヤフオク等でハンドル割れの個体を目にします。転倒したら間違いなく破壊されますので、材質の見直しを検討してほしいところ。 

カメラボディ内部より発生するメカニカルなブレは直下である雲台に伝わります。構造的にそのまま三脚にブレを逃がせるような造りですので、ブレには強いです。また構造だけではなく、2.6kgという重さがブレ防止に貢献してくれているという側面もあります。

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 クイックシューの裏側からネジによる空転防止ができます。これによりRRSのクランプを安心して装着できます。クイックシューは高さ違いを含め3つ同梱されています。

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私的にはかなり良く出来た雲台だと思いますが、お値段は9万円以上とかなり高額で、使う人を選びます。一般用途として見るならば使いにくさが目立ちます。(重い、素早い構図変更が出来ない、横ティルトがほぼ出来ないetc...)

ご購入を検討されている方は、この辺りをよく考えた方が良いと思います。

 

 

下位モデルには410、405があります。

 

以下、ギャラリーです。

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