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Really Right Stuff BH-25

Really Right Stuff

今回はReally Right Stuff の BH-25 を詳しくリサーチしたいと思います。BH-25はReally Right Stuff(RRS)社の雲台の中でもっとも小型軽量モデルです。アルカスイス・スタイルの雲台の中では最小モデルかもしれません。

 

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自由雲台の長所・短所について詳しく知りたい方は、まずはこちらをお読み下さい。

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価格はスクリューノブクランプ付きで145ドル。最近円高傾向ですのでちょっとお買い得ですね。デザインは好みによって分かれると思いますが、私個人の意見としましては良いと思います。

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この雲台の最大のセールスポイントは何と言っても「小型軽量」です。実測で重量はわずか177gで、ジッツオの1型に取り付けて折り畳んでも、ほぼ干渉しません。

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用途としてはトラベル用はもちろん、ミラーレス機のメイン雲台としても十分な実力を持っています。ポラリエなど簡易赤道儀用にも重宝します。平たいレバーは力加減がしやすく、ボールの動きも滑らかで心地良いです。またレバーはバネ式で任意の位置に切り替える事ができますので、クランプや機材に干渉する事なく、快適な操作が可能となっています。

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ただしひとつのハンドルで操作が出来るという事は、長所でもあり、短所でもあります。独立したパン操作ができないという事は「パノラマ撮影」ができないという事を意味します。同じ理由で流し撮りも出来ません。これが最大の短所です。山や岩場など足場が悪い場所で三脚を使っていると、パンとメインのふたつの操作が意外と面倒くさいものです。ワンハンドルで操作できるという事がこれほど便利なのかと思う瞬間ですね。簡易赤道儀に載せて雲台を操作する時もワンハンドルは非常に有り難いです。

 

締め込み時の構図のズレはほぼありません。これは「ボールが小さいから」という理由ではありません。ボールが小さくても質の悪い自由雲台だと盛大にズレます。固定力も確かめたいので、耐荷重のテストをしてみました。

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ダンベルを使ってボールが動くまで重りを増やしていきました。現実にはこのようなアンバランスな機材はないと思いますので、かなり厳しい条件となっています。それでも全体で4kg以上あります。快適に使用できる耐荷重はせいぜい2kg程度まででしょう。

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超広角レンズなどを付けてボディで固定すると、どうしてもお辞儀してしまうので、ロングプレートを使って、固定位置をズラすなど対策が必要です。ちなみにこの機材の総重量は2028gです。機材のスペックを超えた運用はすべきではありませんが、旅行などでどうしても荷物を減らしたい時には覚えておくと便利なテクニックです。

 

この雲台はフリクションの調整が出来ないので、うっかりレバーを緩めると指詰めや機材の転倒に繋がる可能性があります。(実際一度指詰めしました)これは本当に気をつけてください。普段フリクションに頼り切った使い方をされている方は特に注意が必要です。

 

このサイズでは比較対象になる製品がJOBYのBH-2くらいしかありませんので、選択肢はアルカスイス・スタイルではない超小型自由雲台との比較になります。


使用用途にもよりますが、どうしても超小型自由雲台が必要な方には、良い製品だと思います。