アルカスイス P0

今回はアルカスイスP0を詳しくリサーチしたいと思います。P0はアルカスイス社の雲台の中でもっとも小型軽量モデルです。通常の自由雲台を逆にひっくり返したような特殊な構造が特徴です。

 

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自由雲台の長所・短所について詳しく知りたい方は、まずはこちらをお読み下さい。

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P0のカタログ
全 高 95mm
質 量  426g
ベース部直径  53mm
耐荷重  20kg

尚、ベース部の三脚取付用のネジは3/8inch、いわゆる太ネジです。底面はZ1のような完璧なフラットではなく、6mm幅の外周より0.5mmほど内側に溝になっています。

 

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モノボールP0は、胴体部分のリングを回すことで、固定できる自由雲台です。カメラ取り付け部の直下にパノラマプレートを装備しているので、雲台部分で水平を出した後、簡単に水平方向のパンニングが可能です。ただしパン位置が雲台の最下部にないため、ウィンバリーのサイドキックの使用はできません。

 

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ベース径は53mmですので、ジッツオの2型やトラベル三脚などと相性が良いでしょう。

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 Gitzo2型サファリトラベラーに装着例

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Gitzo一脚にもピッタリです。

 

耐荷重に関してはZ1などのボールが大きな雲台には敵いません。

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実際に快適に操作できる機材は3kg程度まででしょう。 

 

横方向から締める固定方式です。ですので固定リングを締め込んでいくと、横方向にズレが発生します。もっともアルカスイス特有の楕円形のボールの形状によるズレの可能性も否定できません。

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とは言え、ズレは微々たるものです。 

 

アルカスイス社の純正クランプはfixという新しい規格のプレートと、従来から使われてきた規格のプレートの、両方とも固定できるようになっています。そのため2段式になっており、若干使いにくいと言わざるを得ませんP0を快適に使うにはクランプの交換は必須だと私は思います。

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 こちらはプロショップ「スタジオJIN」にてKIRKの丸型クランプに交換しました。国内正規品(KPIのシールが貼ってあるもの、もしくは保証書等があるもの)であれば、相談されると良いでしょう。

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フリクションの調整ができないのはツラいですが、その点を除けば、非常に優れた雲台だと思います。

 

以下、ギャラリーです。

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